日々のお手入れと言っても、それぞれ髪質も創り上げたスタイルも違います。
ですのでこのページでは全ての皆様に共通する、日々何気なく行っているシャンプーについて解説していきたいと思います。
TVや雑誌、ヘアサロンでは『髪の毛を洗う前はよく濡らして下さい』と説明しています。
まずここで『何を?』『髪の毛?』『よくって、どのくらい?』と疑念を抱くのではないでしょうか?
濡らすのは【頭皮】で、どのくらい濡らすのかは目安として【頭皮がポカポカするまで】イメージ的にはお風呂に入ると指の皮がふやけますが、同じく【頭皮がふやける】をイメージしてください。
髪の毛の量、皮脂の量、面積など個人差がありますので一概にどのくらいとは言えませんが原則ワンプッシュでいけます。
取り出したシャンプー剤を手のひらでよく拡げたら【頭皮】目掛けて手のひらと頭皮を密着させます。
これを頭皮全体に行い、手のひらを抜く時は髪の毛を握りながら抜いていきます。
指の腹でマッサージをするように【頭皮】を洗います。
この時に決して髪の毛を擦りつけるように洗わないように注意してください。
シャンプーは洗髪とも呼ばれますが、泡が髪の毛に付着すれば余程汚れていない限り、それだけで汚れは落ちます。
最初の流しと同じく頭皮に対して行います。
頭皮を流せば頭皮から生えている髪の毛は、重力に引かれたお湯が必ず流れていきます。
髪の毛の水気をとり、毛先を中心に全体に軽く馴染ませてください。
よく「時間を置くと浸透が…」などの話を耳にしますが、時間は置かなくて結構です。
ぬめりがとれるまでしっかりと流してください。
ここでも同じく狙うは頭皮です。
頭皮の水分を拭き取るイメージでしっかり拭いてください。
ここでもやはり狙うは頭皮です。
「根元を中心に乾かしてください」とサロンなどで言われる事があるかと思いますが、ばくぜんと根元ではなく、頭皮の水分を飛ばすイメージでドライヤーをあてます。
頭皮の水分がしっかり除去できれば、毛先はある程度渇いていますので、最後にしっかり仕上げてください。